ホームぐい呑(Sake cup)脱乾漆ぐい呑(山崖松堂)Sake Cup made by Lump of Lacquer(Syoudou Yamagishi)
商品詳細

脱乾漆ぐい呑(山崖松堂)Sake Cup made by Lump of Lacquer(Syoudou Yamagishi)[YS029]

販売価格: 216,000円 (税込)
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■作品説明(Description)
輪島の漆芸家、山崖松堂さんの国産漆のみを使用し、脱乾漆★という独自の技法で作られたぐい呑です。青から黒に掛けて様々な色合いの漆を塗り重ねられ、見込みの中心に散りばめられた青貝と一体となり、まるで暗黒に広がる宇宙を見ているかのような美しい景色です。朱漆は恒星でしょうか?青漆との対比がまた特徴的です。
高台も漆を乾燥させた細かなチップを作り、そのチップをひとつひとつ積み上げていくことにより、まるで陶器の土見せのような雰囲気を作り出しています。
国産漆の中でも最高の漆を使い、手間を惜しまず、約10年もの歳月を掛けているため、発表できる点数が非常に限られています。決してお手頃なお値段とは言えませんが、山崖松堂さんのぐい呑は、まさに日本の漆芸の至宝と呼ぶべきものであり、古美術の名品のように今後、後世に受け継いでゆかれるべき作品だと思っています。

■作品サイズ(Size)
口径(width):7.7cm×高さ(height):3.9cm

■付属品(Accessory)
紙箱(with a paper box)

★脱乾漆とは?
脱乾漆とは、山崖松堂さんが完成させた独自の技法で、一般的な漆器とは異なり、芯に木材を使用せず、最初に型を造りそこに漆を塗り重ね、ある程度の厚みが出た時点でその型を外し、さらに幾重にも漆を塗り重ね、漆のみで作品を作るという技法です。芯に木材を使用する一般的な漆器や、布で成型を行う乾漆とは異なり、かなりの厚みになるまで塗り続けなければならず、1客のぐい呑を作るのに8〜12年の歳月を要します。
一般的に漆器は、漆が剥げ、液体が染み込むことで芯となる木の部分が朽ちることにより劣化すると言われていますが、漆のみでできた作品は、このような劣化がなく、同じく樹脂でできた琥珀の化石のように、理論上は、何千年、何万年という単位で半永久的にその形を留めることができ、陶磁器のように割れたり、欠けたりする心配もありません。
また、機能面において、漆のみでできたぐい呑は、口当たりが驚くほど柔らかく、山崖さんの器でしかお酒を飲まれないというお客様もいらっしゃるほどです。残念ながら、熱燗の場合は、漆の香りが出てしまい、あまりお薦することはできませんが、冷酒からぬる燗くらいの温度帯では、抜群の機能を発揮する一客です。

※費用別途になりますが、桐箱(共箱)をご用意することも可能です。
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